Kamis, 23 April 2009

資生堂

国内第1位の化粧品メーカーであり、世界では第5位である。登記上の本店は東京都中央区銀座七丁目の資生堂銀座ビルだが、実質的な本社機能は東京都港区東新橋一丁目の汐留タワー(日本テレビ向かい側)内に移管している。

商号の由来は、中国の古典『易経』の一節「至哉坤元 萬物資生」。「資生」は中国清代の文献に良く見られ、日本語で「経済」と翻訳された時期があった。

シンボルマークは「花椿」と呼ばれ、資生堂に関連する活動にも「椿」の名称がよく用いられる。このシンボルは1987年に広告での使用を中止し、1989年以降は製品からもはずすなど対外的な使用を取りやめていたが、2004年に復活している。

資生堂商品は世界的にも品質の評価が高く、欧米でも高級品として定着している。また近年ではアジア(特に中国)での成長が著しい。また、芸術関係への助成(企業メセナ)にも定評がある。

過去には生理用品や洗濯用洗剤、歯磨剤も発売されていたが、売上不振によりいずれも撤退している。

第一勧銀グループの一員である。